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「冬晴れ」美瑛 P8号(455 x 333mm)
日本画 2015年制作
額縁ゴールド 547 x 425mm
少し敷居が高いイメージがある日本画ですが、身近に感じていただきたく、オリジナルの肉筆画をオンライン販売にてお届けいたします。
お届けまでには1週間程度を要します。
送料には、大切な作品を守るための保険、梱包料を含みます。
「冬晴れ 」美瑛P8号(455 x 333mm) 日本画
【日本画】とは 明治以後にヨーロッパから入った西洋画に対し、日本在来の技法・様式による絵画のことをいいます。 「日本画」の名称が生まれる以前に描かれた絵には「大和絵」や「浮世絵」等と呼ばれるものが数多く残されています。 近年の日本画作品は、西洋画の影響もあり、絵具を厚く塗り重ねた表現や写実的な描画、抽象的な描画等、伝統的な技法にとらわれない多様な表現も多く見られるようになりました。
【佐藤宏三】画伯について 日本画家 佐藤宏三画伯は、新たな表現手法を試みつつも、材料や技法に関しては 古来からの伝統的な材料と技法にこだわり、手間ひまを惜しまず何百年先も劣化しない歴史に裏打ちされた伝統手法を踏襲しています。 一見、従来の日本画とは印象が異なる表現ながら、材料と技法は平安時代からの大和絵の手法を受け継ぐ、古くて新しい表現が佐藤画伯の作品の特徴です。
「桜花」シリーズ
風景画 肖像画(ポートレート) 屏風「鎌倉長谷寺紫陽花屏風」 【日本画の画材】 絹……重要な日本画の基底材のひとつ。絹目を利用して裏側から彩色や箔を貼る等いろいろな表現が可能。 紙(和紙)……絹と並んで最要な日本画の基底材のひとつ。紙は他の基底材に比べると比較的長期の保存に耐えられ扱いやすいため、現代日本画の中心的な素材でとなっている。紙に描いた絵を紙本(しほん)といいます。 墨……煤(すす)を膠や香料等で練り上げ、乾燥させ固めたもの。硯(すずり)にて水と一緒に摩り下ろして使用します。 天然岩絵具……天然の鉱物を細かく砕いた絵具。天然の鉱物であるため、不純物が混入したり色調が若干異なったりしますが、それが天然岩絵具特有の深い色合いを生み出します。材料を天然のものに依存する為、その多くは高価となります。 新岩絵具……着色ガラスの粉末のようなもの。フリットと呼ばれるガラス体質に金属酸化物を混合し高温で焼成してつくられた色の塊(新岩)を、天然岩絵具と同じように粉砕・精製してつくられた岩絵具。
胡粉……牡蠣・蛤・ほたて等の貝殻からつくられた白色絵具。主成分は炭酸カルシウムで、微粒子でなめらかな艶のないマットな質感が特徴です。 現在使用されている最高品質の胡粉は、天然のいたぼ牡蠣(かき)の貝殻で製造されたものです。 染料……動植物から抽出した色素を絵具として使用する天然染料。そのままで絵具として使用できないものは色素を胡粉や石灰に吸着させて絵具にします。 土……身近にある土を水干して黄土や朱土として使います。これも岩絵具同様、接着性はないので、膠液を加えることにより支持体に定着します。 膠……獣や魚の皮や骨などのタンパク質を煮て取り出したゼラチン。古くから接着剤として使用されています。日本画に使用する絵具類は素材そのものには接着力が無いため、この膠を使って画面に定着させる必要があります。主に三千本か鹿膠が多く使用されます。細かく折った膠と水を膠鍋(にかわなべ)に入れ湯煎で溶解させます。 膠が多すぎると絵具がひび割れしやすく、少ないと剥落しやすくなります。
箔……金属を薄く延ばしたもの。金箔・銀箔・プラチナ箔等があります。箔をそのまま画面に貼るほか、野毛(のげ・細い糸状に切断して画面に撒く)や砂子(すなご・箔を細かく粉のようにして砂のように蒔き散らす)といった伝統的な技法があります。 泥……箔を粉状にしたものを泥と呼び、箔同様に金泥・銀泥などがあります。これらも接着には膠液を使用します。 筆・刷毛……線描や彩色をするための重要な道具。用途に合わせた材料にて使いやすい形に改良され、多種多様です。穂の材料には獣毛が多く使われています。
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商品のご案内

日本画「冬晴れ」美瑛 P8号
日常から離れた壮大な風景を、伝統的な日本画にて描いた作品です。
佐藤宏三画伯の深みのある描画をじっくりとご堪能ください。
※ご注文をいただいてから丁寧に梱包して、保険をかけて発送いたします。
作品の到着まで1週間程度お時間をいただきますが、お楽しみにお待ちください。
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【作品解説】
〜「冬晴れ」美瑛 について〜
北海道 美瑛町の景色です。
木立も並んでますが、空と雪の地平だけの実にシンプルな景色です。
ただただ広くて青い空と浮かぶ雲、雪原に、清々しく見惚れ爽快な気持ちになれる景色です。
佐藤宏三
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作家のご紹介
【佐藤宏三】日本画家
東京藝大を経て、文化勲章受賞の日本画家・加山又造画伯に師事。
遠近感、立体感、のある風景画を得意としているが、風景画だけにとらわれず日々遭遇する日常の中から「本物」を描き続ける視点が、現在の常に存在感のある作風へと繋がっています。
画題やテーマにより支持体となる素材を厳選し、緻密な構想を基にクリエイティブに作品を描き続けています。
略歴
1966年 岩見沢市生まれ
1985年 北海道岩見沢東高校卒業
1991年 東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業
1991年 同大学院修士課程進学 加山又造氏に師事
埼玉県川口市にアトリエをかまえる
個展・企画展
1977〜04年 お茶の水 世界観ギャラリー 計4回
2003年 丸善・日本橋店ギャラリー
2006〜18年 丸善・丸の内本店ギャラリー 計6回
2012〜15年 大丸札幌店美術画廊 計2回
2015年 「岩見沢の美術セレクトⅤ展」絵画ホール
2017年 「甲州と南部を愛する日本画家たち」日本画三人展 南部町立美術館
2020年 岩見沢市絵画ホール 佐藤宏三日本画展
主な仕事
1992年から現在に至るまで句誌「夏至」の表紙絵を担当
2007年 丸善カレンダーに採用
2006,08年「春秋長谷寺屏風」東京都江戸川区 泉福寺
2010,18年「紫陽花屏風」「紅葉屏風」鎌倉 長谷寺
2012年「春の長谷寺屏風」岩見沢市 長高寺
2013年「久遠寺のしだれ桜」埼玉県久喜市 常薫寺
2014年「キャンジン・ゴンパの朝」岩見沢市に寄贈
2014年「龍雲図」仁王門天井板絵 松前町 光善寺
2014年「頂相」前住職肖像画 岩見沢市 明心寺
2016年「総本山長谷寺 第八十五世化主」肖像画
2016年「布袋尊像」東京都 谷中七福神 修性院
2017年 能舞台鏡板「老松」岩見沢市 浄土寺
2019年「平成の防人」揮毫雪洞 靖国神社
2020年「地獄極楽変相図」岩見沢市 明心寺
当店のおすすめ商品
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アートショップ ShoshiA &【おすそわけ光&モバイル】
当店は、アート作品・学びのコンテンツ・地域還元型通信回線を提供するショップです。
① 「日本画」「鉛筆画」「ウッドバーニング」「ディンプルアート」等のアート作品を販売しています。
② パソコン関連、小中学生向けのお絵描き算数ドリル等、学習コンテンツを取り扱いしています。
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